婚活の基本

婚活では何を頑張った方が良いのか？

自分を磨く事でしょうか？外見？内面？
私はこれまで婚活のサポートを長年させていただいてきて、また、自分自身も多くの色んな経験をしてきて結論として婚活に絶対必要な事は「結婚に向けた出会いをつくること」
そしてそれと同じか、それ以上に大切な事が「今を機嫌良く生きる」ということ。その二つに尽きると感じています。

今を機嫌良く生きる

今を機嫌良く生きる為に必要な事って、具体的にどうしたら良いのでしょうか？「お相手はまだいない」「出会っても何か違う」「まわりは結婚してゆく」「親はあれこれ言ってくる」婚活だけしている訳ではないから、職場だって色々あってお仕事も大変で、そんな時にあなたは今を機嫌良く生きる事が可能でしょうか？

同じ環境でもるんるん生きられている人もいれば、どよーんとなっている人もいる。そして決まって言うのです。「こんな正当な理由があって私の機嫌が悪いのは当然でしょう」

いや、そうでもない人もいるんですよ。

あなたの少し前の意識が今をつくっている

機嫌が悪い人は、だいたい機嫌が良い人生に急にシフトする事が難しくなっていると思います。

あなたのまわりの人を見てください。いつも気難しい顔をしている人は、たいていいつも気難しい顔をしているし、つまらなそうな顔をしている人はたいてい毎日つまらなそうな顔をしています。リングザベルにお越しくださる会員様も毎月だいたい同じ様なテンションで同じような覇気で来られます。

ルンルン♪来られる人もおられれば、どよーんとして来られる方もおられます。カウンセリングによって本当に少しずつ元気になって来られます。でもまた元に戻ったりもします。

「るんるんさん」と「どよよーんさん」

「るんるんさん」は「るんるん」と人を好きになるのです。「るんるんさん」は人を好きになりやすいのです。「るんるんさん」は「どよよーんさん」の様に警戒をしません。人間キライでないのです。

カウンセラーにアドバイスされた事も「毎日電話した方が良いですよ」「こんな風に相手にお伝えしたら喜ばれますよ」「お見合いの際はご馳走になる事が分かっているので、何かプチギフトでも持って行かれたら喜ばれますよ」「おごってあげた方が流れが良いですよ」「男性が女性のお近くでお見合いやデートをされた方が流れも良いですよ」素直に実行します。

「どよよーんさん」は、自分が愛する事よりも愛されるべきだと思っています。

意識はないのですが「自分の思い」よりも「相手の思い」に主にフォーカスします。心をなかなか開けません。結局色々ぐるぐると悩みます。もはや悩む事が好きです。もはや悩んでいる自分でいないといけないのです。癖なのです。相手の色んな事を敏感に感じ取り、必要以上に警戒します。

中には相手を試す人もいます。「自分のこの悪い態度でもあなたは愛してくれますか？」「自分のこの悪い言動でも自分を認めてくれますか？」初めは良かれと再会していた相手も、そのあまのじゃくな態度に「あれ？」となってしまいます。なのに「どよよーんさん」自身は相手に優しい言葉をかけたり、過ごしやすい態度を提供したりする努力をせずに、もっともっと相手を試そうとします。乗り越えられない塀をいくつも自ら作り始めます。そして自分の事は棚に置いて、相手の欠点を気にし始めたりもします。

そもそも「人を愛する」という土台がつくられていないのです。

「どよよーんさん」はそもそも既に生きづらい。

みんな自分が普通だと思っています。あなたも私もです。
常に「少し私の受け取り方がネガティブって事もあるのかもしれないな…」と疑う事で少しずつ変わっていきます。

人は滅多と簡単には変われません。誰かに少し何かを言われただけで、そんなに簡単に性格を変える事など出来ません。

でも性格を変えるのではなく、受け取り方を変えるのです。受け取り方が、人よりネガティブなのかもしれない…もしかしたらこれだけ生きづらいのは、受け取り方が他の人とは違うのかもしれない。
もしかしたら何か間違っているのかもしれない…それに気づくところから始まります。

リングザベルでのカウンセリングで少しずつ少しずつ、生まれたばかりの時の元気を取り戻すのです。それは子供の様にハツラツとしていて、イキイキとした瞳を取り戻すという事です。

なかなか目が合わない、どこを見ているのか分からない視線、その光の消えた瞳では、婚活に勝てないのです。
婚活は誰に勝つのでしょう？
他の誰でもない、自分自身に勝つのです。

「私には価値がないの？」「私は結婚出来ないの？」「このまま同じなの」「誰の事も好きになれないの？」「いくらやっても同じなの？」「私なんか愛される訳もない」そんな自分が囁いてくる声に勝つのです。

その声の主に言うのです。「私には価値があるのです」「結婚なんて案外簡単よ」「今まで出会えなかったから、これから出会うってこと」「そんなに沢山好きになれる人が転がってるはずないから、探している途中です」「愛されて当然の私です」「やり切るから、人生の終わりに納得できるんでしょうよ」「大丈夫よ」

婚活は難しいのか？

それは間違いです。「婚活、結婚はそんなに簡単なモノじゃないですよね」そう口にする度に、特別な人だけが出来る事の様な、とてもたいそうな事の様に感じられます。

婚活していて少し経つと余計に「婚活」というものが重く感じたり、すごく遠い存在の様に感じてくる事もあります。
しかし、それは大きな間違いです。18歳のぽんこつ娘にでも結婚は出来たのです(私です)

「結婚は紙一枚に書いたら出来る」「ものすごく簡単な事」
結婚をとても難しくしているのはご自身です。色んな人が色んなアドバイスをしています。

私はいつも違和感を感じていたのです。
あの多くのアドバイスを取り入れ、より一層素敵になって結婚していっているのは「恋愛強者るんるんさん」です。「どよよーんさん」はどんなに良いアドバイスを見ても読んでも、どんどんしんどくなって「婚活疲れ」に陥るだけです。

自分を責める・他人を責める・環境を責める

婚活が上手くいかないのは、そのどれでもないという事を、頭に叩き込んでください。むしろ上記のいずれかを始めた時点で自爆の始まりです。しんどくなりかけたら自分のメンタルを整えること、それに集中してください。

整える方法は色々とリングザベルのカウンセリング中にもお話していますが、動物脳を一時的に爆発、解放させることが必要です。

自分を認める。自分を愛する。それを頑張る！

自分を認める事が必要です。最低限それは必要なのです。婚活だけではなく、生きてゆくにおいて、もしも運良く、どよよーんさんのままで結婚したとしても、さみしさは変わらぬばかりか、結婚した後もより一層強いさみしさに陥ってしまいます。

結婚しても人はニコイチになれる訳ではありません。あなたがあなたを愛せない、あなたがあなたのありのままを受け入れられないのだとしたら、絶対そこにあるのに、絶対に受け取れないものがあります。

それは「相手からの愛」です。

なぜならそれがある事がどうしても信じられないからです。受け入れられないのです。

「自分が愛されるはずがない」それを心から信じている人はその世界しか見ないのです。
かつては私もそうだったように。

確かにあるのに、その「愛」を信じられない時に、心乾いたあなたは、もっと水が欲しいと言うのです。入れても入れても欲しい欲しいと、さみしい苦しいと泣いて怒るあなたをいつまでも愛し続けられるほど、相手が強い心を持っているとは限らないのです。

人はなぜさみしさに苦しむのか？

脳科学者中野信子さんの本を読みました。

「ひとりでいるのがつらい」「誰といても満たされない」なぜソロ活は流行し、「ぼっち」は忌み嫌われるのか？「友達がいないのは悪」という刷り込み、「激しい怒り」に内在する強いさみしさ、さみしい時に持つべき思考の『置き換え』など。

長いお休みに入る方も多いのでは？おすすめの一冊でした。

とおのなぎこさんの離婚

恋人が毎日連絡をくれると約束したのに、その約束を破った。という理由で結婚をやめたとか、離婚したとか…

色んな要素が手伝って破局されたのだと思いますが「相手に愛情がある事が受け取れない」「相手が自分を愛している事が信じられない」「約束を破られた=それは許せない=怒っている=泣いている」という風に私は感じてしまいました。

誰が正しいとか間違いとかではなくて、ただ愛を育める土台を耕さねば、誰とお会いしてもお会いしても、心は乾き続けるのかもしれません。

この間のお休みにはお参りしてきました。

パートナーシップを築く事は、私にとっても多くの学びであります。

悩むというよりも、より深く考えてしまうところが強くて、探求しようとしてしまいます。

「少しは受け流してもらえない？」パートナーや友人からも言われた事があります。私が最も苦手とする事だと思います。深く考えるのが好きなのでしょう。でも、ほどほどにしないと疲れてしまう事も分かっています。

婚活についても色々と考えてきました。
悩みすぎ、考え過ぎる人はちょっとゆるめることが必要です。きりきりと張り詰めた糸は少しの事で切れてしまいます。ポキンと折れてしまいます。

自己対話も大切ですが、自分責めはやめてね。厳し過ぎるのはNGです。