心のクリーニングが定期的に必要な理由とは?

私たちはこの時代の日本に生まれて、幸い穏やかに毎日を過ごしています。心は愛という感情だけで満たしていられたら、人はいつも心穏やかに幸せな日々を送れるのだと思いますが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?

時に私たちは喧嘩をしたり、絶交したりします。それぞれの正義の元に致し方ないとして裁判を行う事もあります。

もくじ

理想と現実

戦争のない世の中にと本当は誰もが思っていても、どこかで誰かが傷ついていて、それは小さな子供や未来ある若者だったりもして、なのにどこかで仕方がないと思っていて、自分には力もないからと諦めていて、遠いから良かったとまで思う気持ちも生まれたりして、なんだか切ないな…と感じてしまいます。

私は自分が一度は良いと思った相手の事を許せない時がありました。その当時はそれでも普通に恋は出来ると思っていました。誰かを許せない気持ちがあっても、違う人の事は愛せると思っていました。

心にはたくさんの気持ちが入っています。無意識の領域にも入っています。そんなに丁寧に感情を整理して分けて入れる事は出来ません。

昔のお相手と許し合えた時にも、私の心にはまだ自分も知らない雲がかかっていました。
私は40年以上父を憎んでいたのです。私にとっての普通の状態がその心でした。それが心に入ったままに人を愛そうとしたのです。

いつも私は曇りなく晴れた空の様な心で、相手を思えていなかったのです。それがあらゆる障害を与えてきました。心から誰かを信じ続ける事も、自分の人生をゆだね続ける事も出来なかった。壁はいつも乗り越えず、自分の心を常に守ろうとして、行動したことも逃避したこともあったのです。

では父がどうしようもない人間だったとしたら、私は自分の人生は、運が悪かったのだと諦めるしかないのでしょうか?

私たちは幼少期から色んなものを心に入れます。あたたかいものもあるでしょう。冷たいものもあるでしょう。少し動くだけで切れて血が出る様な刃物でも入れてしまいます。けれどいつまでも自分以外の人のせいにして、その人生を棒に振っても良いのでしょうか?

この世に生まれて、何ひとつ与えられず消えて無くなった命もある。でも、わたしたちは何らかの形で与えられて今たまたま命ある状態にある。それさえも辛いしいらないと思う人もいるけれど、自分でその命をこれからどうするか決める事も出来るのです。ここに居る限り消えるまでは生きる他ないと思うならば、またそれも自分に与えられた権利です。

大人になったのだから、大人になれたのだから、なりたい自分になってゆく。幼少期や成長期の私たちから、蛇の皮が剥がれ落ちた様に、新しい皮膚が風に当たれば痛いけれど、耐えて新しい自分を作ってゆく。いつまでも何かのせいにして生きる事も自由なのだけれど、そうしていて誰が嬉しいのか?いつまでもいつまでも親や環境に嘆くばかりではあんまり意味がないと私は思うのです。

心を常にクリアに保つ

心を常にクリアに保つ事は大切で、会員様とも離別感を持つ事はとても大切にしています。依存されても上手く事が運ばないし、すごく気に入ってくださっていても、私はその方の目に見えている【五十嵐さん】を常に維持する事は出来ません。

会員様の未来をいくら信じていても、その方が歩みを止められたり、諦められたら、それは私の力や思いではどうする事も出来ません。そしてご縁が繋がったその先の未来、人生まで私が背負う事もできず、結婚後のカウンセリングも承ってはいますが、それを行動されるのも又ご本人次第です。

断捨離が流行りましたが、物を片付けると同時に心も整頓する事、いらないものを捨てて空間を作る事が大切です。そして、「いるもの」と「いらないもの」を常に見極める力も必要になります。心がゴミ箱にならないように。

してもらった事は忘れてはいけません。自分は与えた事は忘れなければいけません。

私たちは知らず知らずに、持たなくて良いものを持ち、入れなくても良いものを心に入れて、一番大切な事を見失います。

人生の最後、ココロがゴミだらけにならないように。

心のクリーニング方法

「許してください」「ごめんなさい」「ありがとう」「愛しています」心をクリーニングする言葉です。

勘違いしがちですが「許してください」は他人に対して言うのではありません。「許してください」「ごめんなさい」は自分に対して自分が言う言葉でもあります。

無理させてしまっていてごめんなさい、こんな思いをさせてしまってごめんなさい。こんな風になってしまって許してください。不器用に生きて傷つけてしまってごめんなさい。自分を無下に扱って許してください。

そして「精一杯、頑張ってくれてありがとう」「そんなあなたも愛しているよ」それを自分に言うのです。

あなたがあなたを見捨てずに、ありたい自分である為に、何があっても自分には背を向けずに、胸を張ってこの時を大切に生きて欲しいのです。

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