誰に会っても好きになれないあなたへ

会っても会ってもお相手を好きになれず、まわりからは「理想が高いんじゃない?」と言われる。不安でどうして良いのか悩んでしまって、【婚活】なんて放り出したくなってしまいますよね。

先日同業者の方がこの様におっしゃっておられました。

「五十嵐さん交際ってね、(これは嫌なの、ここに行きたいの、こうして欲しいのとか)二人のやり取りがあって、初めは合うのかな?とか不安があっても、段々粗削りっていうのかな?お互い合わせながらいくもので、初めからこの人はこうだから違う!違う!これだからムリ!あれだからムリ!って言ってたら交際にならなくないですか?」

それでね…私その方に言ったのです。

「その粗削りというのか、すり合わせっていうのか…それ自体をしてゆきたいと思えるお相手かどうかが問題なんですよ。少しでも人として興味深いとか、知りたいとか思えないのに、何が嬉しくてわざわざ日程合わせて、赤の他人が再会する必要があるんですか?それは何かの苦行ですか?」

「私は嫌ですよ。って言うか…ムリですよ。私の人生ですし。私がムリなんですから。」

それで…

「そうですね!そらそうですわ!誰でも良くはないですね!(笑)」

おっしゃっていただきました( *´艸`)

もくじ

見た目で決めても良いけれど、写真で決めるのはダメ

ご縁のあった全ての方となるべくお見合いしましょう。お会いした上でムリだと思ったらもう会う必要はありません。お相手にも失礼だし時間もお金もいらない負担をかけてしまうし、あなたの心も消耗してしまいます。

たった一人の大切な人と出会うまでの過程として、どうにもならない人だったとしても、その可能性の方が高くても会ってみる必要があるのです。

プロフィール写真の写り具合や、顔立ではその方の魅力は分からない。その方の事はお会いしてみないと何も分からないのでお写真で決めない。会ってから見た目や雰囲気次第で決めるのがベストです。

出会いは絶やさない

あなたが一度でも私に会っているのだとしたら、絶対に会いたいと思う人がいるはずです。色々あって婚活に背を向けてしまう事もあるけれど、それでも一度は足を運んでくださったのです。

「好きになれる人に好きになってもらう事」「一緒に生きてゆける人」とあなたは出会いたいはずです。

そして結婚相談所を検討されておられる方も、同じく「あなたに相応しい一生涯のお相手」にめぐり合いたいと望んでいるはずです。

誰でも良いのだと言う人ほど、誰でも良い事はなく、一緒に生きる人を見つける事は、容易くもあり、難しくもあるのです。

だから結婚に向けてより多い母数の出会いが必要になります。

マッチングアプリで結婚出来る人

マッチングアプリで出会い結婚出来る人もいます。アプリをとても警戒される方もおられれば、両方使用される方もおられます。マッチングアプリのお相手に「強烈に気に入ってもらう事」はもちろんのこと、つき合うタイミングでは「職場と住所」の両方を知っている事は絶対条件として、交際を申し込まれたタイミングで結婚相談所を利用している事を伝えてもらっています。

「つき合う人を探している」マッチングアプリの目的【恋活の場】で大好きになってもらう必要があります。
そして「真剣に結婚を考えないと、こんなに素敵な人を逃してしまう!」「結婚相談所に戻られたら困る」と、つき合う前に理解してもらう必要があります。それで引いてしまう男性に対しては時間もかかるので、【婚活】を真剣にしているなら、潔く諦めるか、恋に生きるかのどちらかを選ぶと良いでしょう。

間違えていけないのは、結婚を考えているとプロフィールに暑苦しいぐらい書き過ぎる事と、出会ってすぐの相手に対して【結婚願望】【出産願望】をやたらめったらアピールする事です。お相手男性の真剣度を見極める時に口ではいくらでも何でも言えます。(つき合うタイプのヤリモク)までいるのです。結婚願望を逆手にとって利用される事はアプリではとても多い事です。もっとタチが悪いのは結婚詐欺です。気をつけてくださいね(*’ω’*)

年収についても再度サラッと確認しておきましょう。プロフィールの内容と違い過ぎる事は、【騙された】とも受け取ってしまって、その小さく大きな引っ掛かりは、結婚相手としての信頼関係を築けなくなります。

ご家族との関係を見直す

結婚したいのに、誰も好きになれない、何も問題がないのに、なかなか前に進めない。
そんな方はご家族との関係を見直してみても良いかと思います。

結婚が決まってゆく方はお1人暮らしの方が多い。
ただ単に「子供部屋おじさん、おばさん」という言葉が流行って1人暮らしの方が人気という事もありますが、1人暮らしの方には「後ろ髪を引かれる家族がいない」「すでに独立している」ということで、結婚を考えやすい環境にあります。

一緒に暮らしていてご家族の料理を担当していたり、親御さんが片親だったりすると、親を捨てて幸せになる。そんな風なうしろめたさから、パートナーシップを築く事が困難になってしまっている事があります。
ご本人にとってその様な意識はされておられない事も多くあります。

いずれ家を出るつもりがあるのなら、お1人暮らしをしてみるのも良いかと思われます。そして、そんな面もあるのかな…と気づくだけでご縁が好転する事もあります。

好きになれない事を悩まない

好きになれないという事は、その分夢や希望を抱いているという事です。妥協できないという事です。あなたに相応しい人が、ゴロゴロ転がっていないという事です。しごく当たり前の話しです。

だからこそ、お相手を見つけた時には分かります。

あなたは絶対に「この時を待っていたんだ」と感じる事が出来ます。それは、強い衝撃の時もあれば、弱く「あれ?嫌じゃないな…」「いつもと違うな…」というところからの始まりの場合もあります。いずれにしてもあなたはその時は明確に分かるのです。その時は止まらず進んでゆくのです。今までの経験が嘘の様にスルスルと。

だから心配しないで。その時が来るまで心配しないで。ただ自分自身の未来を信じて…今更あなたの過去がどうだったかなんて、どうでもいいのだから。

恋愛経験

あなたは大人に早くなりたかった方ですか?それとも子供でいたかった?いつまでも社会へ出るのはこわかった?それとも学校で勉強するよりもアルバイトをする方が楽しく感じていたでしょうか?

私は今思うと、妄想で生きている様な幼少期に、大人の事情を理解しないといけない環境でした。自分が何をしたいのか、何に興味があるのか?好きな事は何か?よりも、大人の顔色をうかがって、けれど上手くも出来ず、愛される為に良い子でいたいと望みながら、良い子でもいられず、なぜか罪悪感ばかり感じる、とても不健康な子供だったと思います。

自分の事を振り返った時に、あまり幸せな子供ではなかったように思うのです。なんだかとても可愛そうな子に感じるのです。愛されたくて愛されなくて、愛される努力ばかり重ねてきたように感じるのです。

本当は自分がそこにある愛を、受け取れなかっただけだった事にも、大人になって気づいたのです。

私たちは色んな経験を重ねて、気付く事がとても多いと思います。そして、それは生きていて初めて体験できる事です。間違えるし、失敗するし、上手く振舞えないし、愛する事も愛される事も上手に出来ない。初めから上手に出来る人もいるし、段々出来るようになる人もいる。

人は間違えるのです。

好きになれる人がいないなら、これから出会うという事
好きになれる人に出会えたなら、出会えたという事。

だからまだ「好きな人がいない」事は素晴らしい事なのです。
これからの未来に、素晴らしい事が待っているという事なのです。

あなたが諦めなければ。

諦めるという事

諦めたその先に待っているのは「後悔」です。そして諦めた自分に対して「もっとやっておけば」と責めるのです。諦めない限りいくつになっても「希望」を抱えて生きられる。

一度きりの人生に、本当に欲しいものを目指す事に意味がある。諦めなかった自分に対して歳を重ねればもはや感謝しかないのです。

やりたいならやればいい。行きたいなら行けばいい。会いたいなら会えばいい。嫌なら嫌で良い。

自分の人生です。
誰に我儘だと言われても良いのです。

諦めなければ、諦めていない今を生きられる。
自分に胸が張れる。
ただそれだけの事なのです。

春で新しい方が入会してくださっています。
早速何件もお見合いを組まれた方も
おひとりとお会いされる事になった方も
どなた様も何がどうなるかは分からない。

人生なんとかして楽しんだ者が得。
ただ、それだけの事なのです。

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