自分の配偶者よりも幸せになってはいけない

経済学者の成田悠輔さんが先生役として、授業をしていた際、お笑い芸人が休みの日にゲームをしていたら、子育て中の奥様から「あなたは休みの日にしっかり休むんだね」と言われたとして、「たまの休みなのに妻に気兼ねして休めない。」と愚痴っていた。

すると、成田さんは、ノーベル賞を受賞したという知り合いの学者が言っていた「結婚生活で守らなければならない法則」を紹介しました。「自分の配偶者よりも幸せになってはいけない」と語り、どちらかが「相手の方が自分より幸せ」と思った瞬間に夫婦関係にヒビが入ると説明し「100%あなたが悪い」とおっしゃったそうです。
「へ?幸せになってはいけない?」

常に今日を幸せなものにして生きる事を決めている私よりも、お相手が幸せになれるものなのでしょうか?と言うか…どうやってお相手のお幸せをモノサシで計る事が出来るのでしょうか?

けれど、お相手が不満を持っていたり、傷ついたり、ストレスを抱えている以上、その心は明らかに幸せとは遠く、自分の方が幸せなのかもしれないと考える事で、相手の心を気遣う、思いやりのお気持ちを持つという事が出来るのかもしれません。

「幸せでない者が、他人を幸せになど出来ない」とも言いますが、自身の幸せを考えた時に、お相手がお幸せであるという事もとても大切な事だと思います。

 

人はいつも「自分が一番大変」と思いがちです。ひとつのドラマしか想像できない人もいます。でも、パートナーも友達も、そしてお仕事仲間にも、親や家族にも、ひとりにひとつの自分が主観のドラマがあって、いくら一緒に暮らしていても、ひとつのドラマを見ているようで、それぞれにひとり1つの人生ドラマがあって自分を中心に出来上がっているのです。

相手にとってのドラマも想像してみること。

休む間のない子育て中の奥様。
その家族の為にほおり出すことの出来ない仕事を日々頑張る旦那様。

お相手を互いに思いやり続ける事が出来なければ、愛ある夫婦を継続して行くことは難しそうですね。それが誰でもない自分自身の幸せの為でもあるし、誰かと生きてゆく事を選んだのなら忘れてはいけないことなのかもしれません。

与えられても与えられても受け取れない者もいれば、相手の好意にあぐらをかき、調子に乗る者もいるでしょう。

「幸せになってはいけない」と言ってしまうと、ネガティブな印象ではあるけれど、結局のところは「じゅうぶんに幸せな私よりも、少しだけでも多く幸せであって欲しい」その為に自分に出来る事をしてゆきたいものですね。

満たされない心で、相手に尽くそうとすれば、ココロが乾いてしまうのが人間です。心からそう思えるお相手様と巡り会えるまでは、あなた自身があなたを大切に扱うこと、心から愛してあげること。自分を可愛がってあげることで、心を常に満たしておくこと。

そしてどんな時も自分の未来を諦めない事が、婚活では最も大切ですね(#^.^#)

 

 
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