養育費を払っている人は嫌?!((+_+))

もくじ

養育費という制度と金額

「養育費を払っているので普通女性はみんな嫌がりますよね。再婚は難しいでしょうか?」

「みんな嫌がるのですか?少なくても私はそうではありませんが…」

無料説明会で何度か相談をお受けした事がありますが、あなたはどの様に感じられますか?
下のリンクをお借りしましたが、年収によってのお支払い金額も書かれています。

離婚に強い弁護士への相談なら【 ...
養育費の相場とは?年収別の適正額や計算方法を解説|早見表付 | 離婚の相談はデイライト法律事務所 養育費の相場は、公表されている公的な資料によれば月額2〜4万円※となります。※夫から妻に支払われている金額で最も多いケース。養育費の適正な金額は、年収、子供の年齢や...

そちらによると年収400万の方はひとりっ子の場合月4万~6万、600万の方は、月6万~8万。そしてお子様が15歳以上になると、400万の方は6~8万、600万の方は8~10万となります。いずれもこれは元奥様の年収を0として計算された金額になります。その場合の算定方法も上記サイトに示されています。

それを含め愛してくれる人

養育費をお支払いしている男性は再婚出来ないのか?と聞かれた際には、「そんな事はありません。成婚された方もおられます」とお伝えしています。
「お子様との面会交流を嫌がる女性も確かに多くおられますが、養育費を支払っておられる事や、お子様にお会いされておられる事は父親としての役割を果たされている、胸を張って生きられる素晴らしい事だと私は尊敬します。それは私の周りの友人たちも同じ事を言っています。全てを受け入れてくださる方とのご縁を大切にする他、生きる道はありません」とお伝えしています。

大黒柱を失った家庭

子供にとって大黒柱がいない生活がさみしいだけでなく、貧しいものにもなる事では色々なリスクがうまれます。その分母親が働こうとすれば、子供との少ない時間がより少ないものとなりますし、幼少期の子供の心に与えなくても良い余計な負担を与える事もあるでしょう。もちろんそれによって得た経験を子供自身が糧にして自立し成長する事もありますが、大好きな母親が頑張っている姿を見ているうちに、自分さえいなければお母さんも、もっと楽に幸せに生きられるのにと、知らぬ間に過度な罪悪感を抱えたり、その思いから自分を守るために「親が勝手に離婚した事」「産んで欲しいと頼んだことなどないわ」と感情を絡めて自分自身も何がしたいのか分らなくなってしまう子供もいます。大人の事情で早く大人になるしかない子供たちは、色んな事を受け取ってしまいます。

実際に必要になるお金の問題

私の長男は予備校と私大に行きました。予備校時代には年間学費100万、仕送り他生活費年間100万以上、大学では学費400万仕送り400万以上が負担となり計1000万以上となりました。毎月の学費が10万で子供への仕送りが10万、月に20万の支払いが最低でも必要となりました。次男は大学には行かず、けれど高校が私立だったのと、又家を出ていく際にもその分の費用が必要になりました。受験前には塾に行かせたこともありました。

野球やサッカーをするのなら又それに対しての費用が発生します。それは無理だと、させてあげられないと伝えるのはとても辛い事だと思います。私がいくら頑張っても息子たちには息子たちの不満がありました。もっと良い靴を欲しがったり、グローブやサッカーボールを欲しがったりしていました。仕事の忙しさにかまけて、洗濯も手洗いをする時間は無駄だと、皆が手洗いで磨き上げた真っ白のユニフォームを着せてもらっていても、長男は洗濯機で洗濯しただけのうすら汚れたユニフォームを着ていました。土日が仕事の為に電話対応やその他もあり、当番や試合の応援などの参加も出来ませんでした。

どうして養育費を払っていない人がいるのか?

先日、女性会員様が「素朴な疑問なんですけど…こんな事聞いて良いのでしょうか?どうして養育費を支払わない男性はいるのですか?具体的にどんな事情があるのでしょうか?会社の人も払ってもらっていないって言うんですけど…」と聞かれました。

人それぞれだと思いますが、私の場合は…と理由をお伝えしました。

下記は受け取っているか否かの状況です。養育費の取り決めをしていても、結局もらえていない人も結構おられるようで、全体で半数以上の方が養育費は支払ってもらっていないようです。
▼参考に▼

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000032382.html

養育側が養育費はいらないから、とにかく別れて欲しいと思っても、結局その後、子供が希望する進路に向かわせてあげられなかったとしたらどうなのか…子供たちにしわ寄せがきます。

父親として養育費を支払っていない事の理由をいくら説明したとて、それは単なる自己中心的な考えによる屁理屈に過ぎないでしょう。

養育費はきちんと要求

支払ってもらうべき養育費は、その大切な子供たちの為きちんと要求する事をおすすめします。

別に暮らす父親なら自分の生活に追われて、一杯一杯だったとしても、子供がそばにいないのなら、自由にバイトも出来る。自分本位な考えはやめて父親として出来る事をしてあげられた方が、死ぬまで胸を張って生きる事も、いつか子供の目を真っすぐ見る事も出来るでしょう。その方がご自身も幸せに生きられると思います。

いかがだったでしょうか?半数以上の父親が知らない顔をしている中で、養育費をお支払いしている男性を私はずっと尊敬してきました。私自身つき合った相手がお子様と面会交流をしていた事もありましたが、元奥様やお母さまも一緒に会われているようで、元奥様も素敵な方なのだろうな…お別れされてもそれぞれの責任を果たされておられるのだな…と思い、切ない気持ちの一方で、その事が逆に相手に対して信頼できる部分にもなりました。

男性は胸を張って伝えて

先日もただの一度もお会いさせていただけないひとりっ子のお子様が15歳以上になったからと、養育費の値上げを要求された会員様がおられました。仮交際中に養育費の増額があったので、カウンセリングにとても暗い顔でお越しくださいました。今までもかなりの金額をお支払いされてこられました。とても優しく真っすぐな頼りになる男性です。20歳や22歳位までの事とはいえ、月10万近い金額は、かなり生活を圧迫してきます

しかし、どんな事情があったとしても子供は何も悪くありません。離婚したのは結婚したからであって、子供をつくったのも自己都合によるものです。

私は言いました。

「なんでそんなお葬式みたいな顔して。そんな顔とテンションで言われたら余計にヤバイ事なんかな…って思わせてしまいますよ(笑)胸を張って言える事なんですから、月3万そこら増える事くらいでしょ!それだけ払える年収って計算してもらったんでしょ。立派ですよ。暗いし大げさですよ(笑)もっと明るく軽く伝えてください。」

その後、お相手女性は彼に対して「責任を果たしておられて立派です」とおっしゃってくださいました(この話題は会員様にも許可をいただいています。養育費を支払っていても婚活にチャレンジして欲しい、みんなに励みにしてもらいたいとの事でした)

私はその女性も立派だなと思いました。

養育費の事を受け入れていただけたとしても、人それぞれに価値観が違います。それは致し方ない事です。その人それぞれのイキザマは私たちに色んな気持ちを抱かせるでしょう。それぞれの言い分もあるでしょう。でも、わたしは一番守られるべき子供たちの為に養育費は普通に支払ってもらって欲しいし、支払っていただきたいと、そんな風に感じます。

離婚するのに結婚した理由とは?

結婚したことのない人は疑問を持つでしょう。
「どうして離婚するのなら、結婚したのですか?」

それに関しては多くの経験したものにしか、理解はできない事だと思います。出来れば理解できないままいられたら素敵な事だと思います。あなたが初婚の方を希望しているのなら、もはやそれで良いと思います。

養育費の支払いが自分にとってマイナスとなる事、そして面会交流が憂鬱に感じるという事、それはその方にとって仕方のない事で、誰が悪い訳でもありません。そして、お互いに幸せになれるお相手ではないという事です。

離婚歴のある男性を検討いただきたい女性とは?

初婚の方が、婚歴のない相手や子供がいない人と希望する事は、ごく一般的な事でありますが、あまりに婚活期間が長くなってきていて、コミュ力がない初婚男性に物足りなさを感じているのなら、もしかしたらダメ元でお会いした再婚男性の方がとても自然で楽しい時間を過ごせるかもしれません。何にこだわり何を大切に生きていきたいのか?よく自分の心を見つめて選択してもらいたいと、その都度その為のサポートをさせていただけるように努めています。

両親が仲の良い家庭で育ち、充分に子供として甘えて育つ時期が与えられたのなら、大人になった後も一番の子供の財産になるでしょう。だからこそ絡まってしまった赤い糸を二人が何とかして戻そうとしても、そうすればするほど裏目に出ては絡み合い、別れという道を選ぶ以外なかった。そんな流れや事情も時にあるのです。方法は間違えていたり、本当はもっと出来る事があったのかもしれません。でも私たちは常にベストな選択が出来ないのです。人間は割とそういうものなのです。

離婚しないという目標よりも、夫婦が仲良くする事が子供達には必要です。「子供の為に」と言いながら、いがみ合ったままの夫婦が一緒にいる家庭だとしたなら、子供たちにはまた別の思いを抱える事にもなるでしょう。

どんな考えがあっても良い

私は自分の主観でこの記事を書きました。賛同してもらえる事もあればそうでない事もあるでしょう。「こうでなければいけない」「子供が可愛そう」その固定観念は私たちの世界を狭いものにします。

私は自分の父親が上手に生きる事の出来なかった人だった事にも、自分が養育費を支払ってもらっていなかった事に対しても、経済的に追い詰めらえて生活保護の相談に行き、実家に帰りたいと話した私に「一度出たのだから戻ってはいけない」と言った母にも今は感謝してします。

どう説明してもかばいようがない父親の存在で苦しい経験をしたことがあったから、幼少期の子供たちに感情的に一方的な生々しい説明をする事はせず、父親は良い人だったけれど外国に行ってしまったのだと伝える事が出来ました。養育費や母子手当をあてにせずに生きられるようになりたいと考え抜いた結果に今見ている世界があります。あの時に実家に戻っていたら私は結婚相談所を始める事もなかったでしょう。

良い事ばかり起きていたら、自分の都合の良い事ばかりだったとしたら、とてもつまらない人生だったと思います。物事は常に表裏一体、苦しい時ほどそれを楽しんで笑って歩める自分でありたいと思います。不都合な事は沢山あって、いつも綺麗とも限らなくて、色々な感情がわいたり、毒舌になってしまう事もあるけれど、それでも自分の中での「人として美しい生き方」を目指しているのかもしれません。他人を恨まず、何も思わず、何事もそんな事もあるよ、そんな考えもあるのねと受け流し、時に受け入れて、執着せず軽く明るく、ニヤニヤしながらラジオ体操が毎朝出来たら、そしてそれを目指す人と一緒に生きられたら、それが私の目指す本当の幸せなのだと思います。

水は流れていないと腐るから、おおかた水で出来ている私たちは、常に変化をおそれず動いていないといけません。それはおじいちゃんが言っていた言葉です。

いかがでしたか?あなたに相応しい一生涯のお相手に、少しでも早くお会い出来ますように、心から願っています。五十嵐でした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ