恋人にはしない方が良い人5選
恋愛の始まりは、誰にとっても特別で甘いものです。しかし、その「ときめき」に流されて冷静な判断を見失ってしまうと、後に深い後悔へとつながることがあります。
特に、最初から「この人はやめた方がいい」と思えるような男性には、共通する特徴があります。
今回は、結婚相談所を運営して20年の私が見てきた中で、「初めから恋人にしない方がいい男性」の特徴とその理由をお伝えします。
1. 「俺って◯◯だから」とやたら自己正当化する男
「俺、こう見えて繊細だからさ」
「束縛するのは愛情表現だよ」
「怒りっぽいけど、それだけ情が深いんだよ」
こうした“自分の欠点を肯定する”言葉が多い男性は要注意です。
それは欠点を改善しようという意思のなさを意味します。そして最悪の場合、モラハラや支配的な関係へとつながっていきます。
恋愛や結婚は、二人で築き上げる関係です。自分を俯瞰して見ることができない相手では、健全なパートナーシップは望めません。
2. 店員や他人への態度が横柄
あなたには優しいけれど、店員さんやタクシーの運転手に対して横柄な態度を取る。そんな男性はいませんか?
このような態度は「自分より弱い立場の人には強く出てもいい」という価値観の表れです。
これは将来的に、あなたが“身内”の存在になったときに、その矛先が向く可能性が高いということを意味します。
他人への接し方は、その人の「本質」を映す鏡です。恋人候補を見極める重要なポイントのひとつです。
3. 約束を守らない、時間にルーズ
「ちょっとぐらい遅れてもいいじゃん」
「ドタキャンしても、また今度埋め合わせするよ」
このように約束を軽く考える男性は、基本的に相手との信頼関係を重視していません。
恋人関係はもちろん、結婚生活ではさらに多くの約束と信頼が必要になります。
最初のうちは「まぁいいか」と見過ごせても、積み重なっていくと不満や不信感に変わります。
誠実さを大切にしてくれる相手を選びましょう。
4. SNSやスマホに執着しすぎる男
食事中もスマホをいじりっぱなし、SNSでの“いいね”やフォロワー数にこだわる男性は、他人からどう見られるかを過剰に気にしている傾向があります。
このタイプは「外面はよく見せるけど、内面を見せるのは苦手」という場合が多く、深い関係性を築くのが難しくなることも。
また、承認欲求が強すぎると、浮気やトラブルの温床にもなりかねません。
5. 「察してよ」と言う男
自分の気持ちを言葉にせず、あなたに「わかってほしい」とだけ言う。そんな男性はいませんか?
これはコミュニケーション能力の問題です。関係が深まるほど、話し合いは増えます。
「気持ちは言わなくても伝わる」は幻想です。
結婚生活においても、互いにしっかり話し合える関係こそが長続きの秘訣です。
おわりに:恋人選びは「冷静さ」がカギ
人は誰しも完璧ではありません。でも、「変わろうとしない人」「思いやりに欠ける人」「誠実さがない人」は、最初の段階で見抜けることが多いのです。
恋愛のスタートはワクワクしますが、ほんの少し立ち止まって、その人の「人間性」を見つめてみてください。
恋人にふさわしいのは、あなたの心を安定させ、大切にしてくれる人です。
甘い言葉よりも、日々の行動にこそ本音が出ます。
自分を大切にする恋愛を、あなたには選んでほしいと願っています。