人とのご縁とは不思議なもので、どんなに頑張っても進む事が出来ない恋もあれば、逆にとどまる事を知らず流れるように進むご縁もあって、そんな中でも慎重な会員様は結婚相手を何とか冷静な目で見極めようと努めてみたりもする。
先日も「僕は10年先の事も考えているんです。10年先も相手を好きでいられるのか、結婚するという事はそれだけ責任が必要な事だから」と男性会員様がおっしゃられた。
けれど冷静にならねばとおっしゃるものの、盛り上がりを見せている勢いのある恋する中で、考えても何も懸念点など出てくるはずもなく、カウンセリングの間は終始「すごく良い人なんです。本当に良い人なんです」「優しいし、性格も合うし、お料理は上手だし、ユーモアもあるし、スタイルも良いし、真面目だし可愛いし…」ノロケまくり( *´艸`)
「本当に彼女をお好きなんですね♡」
恋するお気持ちは大抵2年や3年が限度らしい。浮いた気持ちが安定し、その後に残るものに真実が見えるのかもしれないけれど、見極めにそんなに時間をかけていられる人は少ない。
もはや失敗しない為の見極めの時間をかけたばかりに、振り出しに戻ってしまうという失敗例もある。
「勢い」「フィーリング」「タイミング」その3つが揃った時に、人は結婚するのだと昔の人はよく言っていた。多分その慎重な彼も来年には成婚退会をされると思う。
結婚して相手が変わるかもしれない。出産してからの性格の変動や、慣れで感謝が失われ当たり前になってしまったり、一緒にいる時間が増えた事でストレスになったり、最初は丁寧だったコトバ選びが雑になって傷つけ合ったり、長所だったはずの相手の好きな所が逆に短所に変わる事もあって、「絶対大丈夫」なんてことは冷静に考えたらないんだけれど、それでも私たちはやっぱり2人で温めあいたいし、未来を信じたいし、そうやって生きることを望む。
全ての恋が終わるとしても、終わらない恋もあるんだと…
いつまでも思いやりの気持ちを大切に、支え合い生きてゆけるふたりでありたいと望んで…
お相手にとても大切にされていると感じて、相手を大切に思う気持ちも又溢れて、お互いの家族をも大切に、助け合っていつまでもいつまでも笑顔の絶えない明るい家庭を築きたいと願うのです。
これまでいくつも恋は終わったかもしれない。
上手くいく恋ばかりじゃない。誠実に向き合っていても色んな相手がいる。
辛い思いをした人は、もう恋なんてしたくないと思う事もあったかもしれない。
だけど辛い恋の終わりが、その恋の全てではない。
恋の終わりが苦しいのなら、その恋は大きな幸せを与えてくれた瞬間もあったという事だから。
誰かと生きることなんて自分には無理なんじゃないかと思う事もあるかもしれない。
でも…わたしたちは信じた人生を生きる。
自分が信じ込んでいる人生を作っていきます。
何歳でも恋は始まるし、テンションは上がるし、ウキウキするし、幸せなお気持ちになります。
慎重に結婚した人も、流れに身を任せて結婚した人も、それぞれにそうするしかなかった運命なんだと私は思う。
結局、色あせたご縁の糸を切ってしまう人もいれば、色あせた糸が又色づくことを信じて、繋がり続ける人もいる。
そして何年経ってもいくらも色あせていない、お互いを大切に思い、愛し合い続けている夫婦だっておられる。
私がみんなに伝えたいのは、願いがあるのなら婚活は諦めないで欲しい。
ただそれだけです♡






