すっごく悲しいのは、すっごく幸せだったから

全てが表裏一体にある。

「どうせ3人に1人は別れるのに、結婚する必要ある?」
と言う人に
「どうせ100%死ぬのに、なぜ生きてるの?」
と私はいつも投げかける。

へ?
ってなってるけど…

何それ?
って感じなんだと思う。

( *´艸`)

これも似てない?

「亡くなった時に辛いから、わんこは飼いたくないの」

よく言う人いるでしょ。

今年12歳のわんこが、もし亡くなったら私はヤバいと思います。
子供が家を出てひとりとわんこになった時も、ぽかーん( ゚д゚)となりましたけど。

でも、なぜ悲しいと思います?

それはね今、とびきり幸せだからです。
わんこをそーっと見たら、
すぐに気づいて見つめてきます。

まるで恋人みたい。

それで私は癒されます。
happyなお気持ちになれます。

どんなに気持ちが冴えない時も
大満足な気分に早変わりです。

そこにたたずんでいるだけで
もふっとしているだけで…

朝晩2度の散歩も大喜びで
恥ずかしげもなくお尻をフリフリ
私まで嬉しくなります。

お亡くなりは考えたくないんだけれど
絶対に来るわけです。

すっごく悲しいのはね、
すっごく幸せだからです。

その悲しみよりも
もっともっと
今、すっごく幸せなのです。

わんこが亡くなっても
まあまあ悲しかったり
あんまり悲しくなかったり
そんな人もいるのでしょう
そんな人は
わんこがうっとおしかったり
邪魔だったり
いても嬉しくなれなかった人でしょう。

お亡くなりの時に
悲しくないからラクなのでしょうか?
それは多分私よりラクでしょうね。

悲しくないから幸せでしょうか?
ならば私は不幸なのでしょうか?

心から愛したわんこがいて
一緒に過ごした忘れられない日々があって
だからとっても幸せで
だからとっても悲しむのではないでしょうか?

結婚も同じではないでしょうか?

愛する事はそこに伴う悲しみがあります。
誰も愛さない人にはそこに伴う悲しみがありません。

強い喜びも強い悲しみもない
ずっとお茶をすすり続ける様な
平凡な日常があるでしょう。

別れを悲しむのは
そこにただならぬ幸せや喜びがあったからです。

忘れられない恋があるとするなら
そこには喜びやぬくもりが、
または刺激が沢山あったのです。

痛い程、好きな事もあるのです。

確かに3人に1人も離婚する時代に
永遠を二人誓い合うことはすごい事です。

もう既にそこには、とんでもない喜びが、
安心感が充足感が幸福があるのです。

結婚はそういうものなのです。

愛を誓い合うことは
結婚するということは
その喜びを感じた二人には
死に別れか生き別れの道が待っています。

どこかで別れがあるのです。

けれど別れよりも
別れの瞬間よりも
大切なのは
2人で生きた時間なのです。

どこかで誰かが言いました。

「早く死んでほしいと望んでいた旦那なら、亡くなったら嬉しいね」
「保険金でも入ろうもんならね…」

私はその方に聞きました。

「それって本当に幸せ?生きる喜びになると思う?」
「早く死んでほしい旦那と生きる人生なんて不幸過ぎない?」

例えば浮気されたら辛いでしょう。
辛い人は好きだから、信じていたから辛いでしょう。
期待したから苦しいでしょう。

でもどうでも良い人が浮気したらどうでしょう?
悲しいでしょうか?苦しいでしょうか?
腹が立つ事はあるのかもしれません。
慰謝料一杯ふんだくって
引っ張れるだけ引っ張ってやろうとか。
思うのでしょうか…

ね。

で。

そんな人生
何が良いの?

きっとなんにも良くない。

^ ^

「1人でいいや!もう面倒だし…」

それもすごく分かる。

しぶしぶながら
出会うチャレンジを続けてしまう。

好きなフリしてしまう。
恋愛ごっこちゃん。

ちゃんと好きにもなれないから
ちゃんと好きにもなってもらえない。

本当に好き
ってさ、こんなんじゃないもの。

じゃあ、どんな人と一緒になりたいの?

そこそこ稼ぎもあるけれど
時にお料理も作ってくれて
後片付けも一緒にしてくれて
ちょくちょく外食でも良くて
ごろごろしていても何も言わなくて
仕事に夢中の時はほっといてくれて
買いたいもの買っても
生きたい所に行っても
全く何も言われなくて
一緒にいるだけで楽し過ぎて
否定せずに何でも聞いてくれて
当たり前に好きでいてくれる人。

そうして自分もまた
ありのままの相手を
全部受け入れて愛してしまう。

そんなお相手いてたら
今さら結婚しても
別に良いんだけどな…

こりゃダメだね。
婚活落ちこぼれ。

分かっちゃいるけど
やめられない。

みんな大丈夫
気持ちは分かるさ。

( *´艸`)

お話しそれましたけど…

だから…
全ては表裏一体にあるのです。

この世に喜びだけなんてないし
この世に悲しみだけもないのです。

必死に愛した者は
もう二度と誰も愛したくないくらい
とても悲しい心を
持ち合わせていることがあるのです。

心から信じた者は
もう二度と誰も信じたくないくらい
悲しい心を持ち合わせて
しまう事もあるのです。

けれども…

私たちは今を生きるものだから
過去にとらわれて
愛することや信じる事を
拒否った日から
生きていることすら
フワッとしか感じられなくなるのです。

精一杯、信じて信じて
精一杯、愛して愛して
そうして初めて
「生きたぞー!」
「愛したぞー!」
っていう
ミラクルな人生になるのです。

そこに結婚はあるだけです。
だから結婚はロマンなのです。

( *´艸`)

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