婚活や恋愛のやりとりで、LINEでも会話でも、返事が「そうなんですね。」だけで終わってしまった経験はありませんか?
なんとなく温度が下がってしまったり、盛り上がりに欠けるな…と感じることもあるでしょう。
一方で、自分がつい「そうなんですね。」とだけ返してしまった経験もあるかもしれません。
実はこの“そうなんですね”問題、返す側だけの問題ではありません。
話す側の言葉の渡し方にも、大きな原因があるのです。
受け手の視点:「そうなんですね」で終わらせないコツ
質問を添えて返す
会話を広げたいなら、「そうなんですね。」の後に質問を1つ加えるのが基本です。
例:
相手「昨日、美術館に行ってきたんです」
あなた「そうなんですね。どんな展示をやっていたんですか?」
質問を加えることで、会話が自然に続き、相手も話しやすくなります。
共感+自己開示
共感の言葉に自分の経験を加えると、相手との距離が縮まります。
例:
「そうなんですね!私も美術館好きなんです。最近〇〇展に行きました」
自己開示は、相手にも「自分のことを話していいんだ」という安心感を与えます。
感情を拾って返す
事実だけでなく、相手の感情に反応することも効果的です。
例:
相手「すごく混んでました」
あなた「そうなんですね!人が多いと疲れちゃいますよね」
感情で返すと、会話に温かみが生まれます。
話し手の視点:「そうなんですね」を引き出さない話し方
事実だけで終わらせない
淡々と事実だけを伝えると、相手は広げにくくなります。
例:
×「昨日、京都に行きました」
○「昨日、京都に行ったら偶然お祭りをやっていて、すごく賑やかだったんです」
情景や感情を添えると、相手は自然に質問や感想を返せます。
会話に質問を混ぜる
自分の話の最後に質問を入れることで、相手が返しやすくなります。
例:
「昨日、京都に行ったんです。〇〇さんは最近どこか行かれました?」
質問は相手への関心を示すサインでもあります。
背景や理由を添える
ただの出来事ではなく、その背景や理由を伝えると会話が広がります。
例:
「京都に行ったんです。〇〇神社でお守りを買おうと思って」
→ 相手は「何のお守りですか?」と自然に質問できます。
婚活シーンでの「そうなんですね」問題
婚活では、会話の続きやすさが相性の良さに直結します。
「そうなんですね」は決して悪い言葉ではありませんが、連発すると無関心に見えてしまうことがあります。
受け手も話し手も、会話を広げるための工夫を持っていると、関係の進展が早くなります。
まとめ
- 「そうなんですね」で終わらないためには、受け手も話し手も意識が必要
- 受け手は「質問・共感・自己開示」で会話を広げる
- 話し手は「感情・背景・質問」で会話を渡す
- 婚活や恋愛はキャッチボールの質が関係を深めるカギ
次のやりとりから、ぜひこのコツを試してみてください。
小さな一言の工夫が、大きな距離の縮まりにつながります。