奈良の結婚相談所リングザベルのカウンセラー五十嵐です。
恋愛や婚活の場面で
「どうせ私なんて求められてない」
「もういい、私から身を引こう」
と、自分の中で完結してしまう癖はありませんか?
実はこれ、「自立しすぎた女性」にとても多いパターンのようです。
自分の中で答えを出してしまう癖が婚活の失敗に繋がる
こんな経験はありませんか?
相手のLINEがそっけない気がして、「嫌われたのかも」と感じてしまった。
相手のメッセージや、行動に「必要とされていないのかもしれない」と感じてしまう事が続いた時に、心の中で「もう終わりだ」と結論を出してしまう。
私自身も小さなさみしさが積み重なって、自分の中で物語を作り、勝手に終わらせてしまう癖があった事に気がつきました。
相手を好きでも、好きだからこそ、別れを決めてシャッターをおろす事が自分が生きてゆく正しい道だと信じていたのです。
私の中では「確かな事」が、いつも真実とも限らなかった事に、大切な出会いの中で気付かせていただきました。
自立しすぎた女性に多い、婚活も自己完結パターン
なぜ、こんな風に“悪く”受け取ってしまうのか。
多くの自立した女性は、過去に傷ついた経験を持っています。
本音を伝えたことで拒絶された。
甘えたことで迷惑がられた。
感情に向き合ってもらえなかった。
そして家庭環境による場合も少なくありません。早くから自立する事を余儀なくされた。頼る人や甘える人がいなくて、何でもひとりで解決してきた。
だからこそ、「頼らない方が楽」「自分で決めた方が傷つかない」と学び、自分の中で答えを出す癖がついてしまうようです。
男性性優位=考えることで感情を守る
「自立しすぎ」「男性性優位」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、感情よりも理性・判断で物事を処理しようとする傾向のこと。
つまり、“感じる”より“考えて判断する”ことで、自分を守っている状態です。
本当は「寂しい」「悲しい」「求められたい」と思っているのに、
それを見せるのが怖くて、「もういいや」「別れよう」と頭で処理してしまう。
愛されたいのに、距離を作ってしまう
本音では、誰よりも愛されたい。
でも、愛されなかったときの痛みが怖いから、先に距離を取ってしまう。
離れてしまう。
そうやって、「分かってほしい」気持ちを封印してしまう。
でも恋愛は、まず「自分の感情を自分で理解すること」から始まるのです。
自立しすぎたあなたに婚活カウンセラーとして伝えたいこと
- 勝手に悪く解釈したとき、「それ、本当にそう?」と自分に問いかけてみる
- 答えを出す前に、「私は今、なぜどうしてそれを感じてるの?」と感情に目を向けてみる
- 「こう感じてしまった」と、素直に伝える勇気を持つ
伝え方が下手でも大丈夫。混乱していてもいい。
大切なのは、“考え”ではなく“感情”で繋がることです。
私を含め多くの自立した女性は、常に強くクールに装う傾向があります。
そして辛い悲しいさみしい苦しいという感情を表に出さず、抑え込み、自分自身に対しても封印してしまう事で、自分の感情がよく分からなくなります。
そして長くその状態が続くと仮面がはずせなくなり、多くの男性をそれにより余計に遠ざけてしまう事もあります。
まとめ:結婚相談所でも恋愛でも「感じて伝える勇気」が必要
自立は強さ。
でも、結婚相談所で結婚相手を見つける時にも、恋愛でも「弱さを見せることの強さ」も必要です。
考えて、距離を取って、結論を出す前に、
「本当は私はどうしてほしかった?」という心の声に耳を傾けてみてください。
きっとそこに、これまで見落としていた「愛の入り口」があるはずです。