婚活中に気をつけたい“お試し行動”とは?
婚活中の交際で、相手との距離を縮める中で不安や戸惑いが生まれることはよくあるものです。そんなとき、無意識のうちに「お試し行動」をしてしまっている方も少なくありません。
この記事では、婚活における「お試し行動」の具体例や背景、そしてそれがなぜ問題になるのかを解説し、安心して愛を育てるヒントをお届けします。
お試し行動とは?
「お試し行動」とは、相手の愛情や本気度を確かめたいがために、わざと試すような言動をしてしまうことを指します。これは相手への信頼よりも“不安”が強いときに出てきやすい行動です。
たとえば、「本当に私のこと好き?」「どれくらい想ってくれてるの?」という気持ちがあっても素直に聞けず、相手を試す形になってしまうのが特徴です。
婚活中によくあるお試し行動の具体例
1. わざと連絡を遅らせたり、未読・既読無視をする
相手からのLINEにすぐ返信せず、「どれくらい心配してくれるかな?」と様子を見る。実は相手を信じられずに「試して」しまっている状態です。
2. 無理なお願いをして断らせようとする
「今すぐ会いたい」「週末旅行に行こう」「欲しいものがあるんだけど買ってくれる?」など、相手の都合を無視した提案をして、断られたら「やっぱり私のこと大切じゃないんだ」と解釈してしまう。
3. 他の異性の話を持ち出して嫉妬させる
「〇〇さんに褒められた」や「元カレはこうだった」など、わざと他の男性の存在をにおわせて相手の反応を見るのも典型的なお試し行動です。
4. 自分に不利なことを提案し、引き止められるか確認する
「迷惑かけてるなら距離を置こうか?」と自ら引こうとする発言をし、「そんなことないよ」と言われるのを待っている。引き止められないと、「やっぱり愛されてないんだ」と思ってしまいます。
なぜお試し行動をしてしまうのか?
お試し行動の背景には、大きく次のような心理があります。
- 過去の恋愛で傷ついた経験がある
- 自己肯定感が低く、自分が愛される価値があると思えない
- 不安型の愛着スタイルで、安心感を得たい気持ちが強い
つまり、「どうせ私なんて」という気持ちが根底にあり、それを埋めるために相手に確認したくなるのです。
お試し行動のリスクとは?
最初は小さなすれ違いかもしれませんが、相手からすれば「信頼されていない」「振り回されている」と感じてしまうこともあります。
特に真面目で誠実なタイプの人ほど、試されることに対して傷つきやすく、「この人とは続かないかも」と距離を置かれる原因にもなりかねません。
素直に気持ちを伝えることの大切さ
もしあなたが不安を感じたとき、試すのではなく、素直にその気持ちを言葉にしてみましょう。
たとえば…
- 「今、少し不安で…あなたの気持ちを聞けたら嬉しいな」
- 「本当は連絡頻度がもう少し増えたら嬉しい」
- 「本当はもっと一緒にいたいって思ってる」
こうしたやり取りの中でこそ、関係は深まっていきます。
お互いが安心できる関係を育てるために
婚活中は不安になったり、試したくなることもあるかもしれません。ですが、本当に大切な関係は「試す」ことではなく「信じ合う」ことで育っていきます。
お試し行動に気づけたら、それは新しい一歩です。素直さと誠実さが、お互いを結びつけてくれますように。
Ring the Bellでは、こうした心理的な部分にも寄り添いながら、あなたの婚活を全力でサポートしています。お気軽にご相談くださいね。
まとめ
- お試し行動は相手への信頼よりも不安が勝っているときに出やすい
- 無理なお願いや嫉妬させるような発言もその一種
- 相手を試すより、自分の気持ちを言葉で伝えることが関係を育てる鍵
自分を責めず、素直なあなたで。素敵なご縁につながることを願っています。