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親の為の結婚?

結婚相談所 心理

結婚というのは2人だけの問題ではないと、よく聞く。

 

さて、それはどうなのかと言われたら…姑さんと同居したことのある私としては、家族など関係ないとは言い切れない状態であった。悪い人ではなかったし、息子をとても愛しているという事も、孫をとても可愛がってくれている、私にもとても親切にしようとしてくださっている、それはとても良く理解できたのだけれど、自分の育った環境とは明らかに違う訳で、けれどご自身としては、それが当たり前であるから、ビックリする事もとても多かった。

ごみの捨て方、洗濯の干し方、野菜の切り方、味噌の種類、ネイルの色にいたるまで、まぁ色々と…。同居するまで別居していた時もカギを持っておられて、よく出入りして、洗濯を畳んでおいてくれたり、食べ物を持ってきて冷蔵庫に入れてくれてあったり、私が18歳な事もあって、かなり気になっておられたのだと思う。

 

私が何より嫌だと感じた件は、1歳に満たない息子がアトピーだったことで、精神的にかなりきつい時期、薬を使わない事を決めた私に対して、「可哀そうな事をして!」「ひどいことをしている」と影でも日向でも、責め続けられた事だった。

大切な息子が生まれてこのかた、良く分からないうちから「かゆい」「かゆい」とかきむしり血を流しているのを見て胸が痛まぬ母親などあまりいない。けれど、その場しのぎの皮膚改善薬。治す薬でもないのに、どれだけの副作用があり、その子のこれからの成長に、薬を使う事の方がリスクが高いと、使わぬ事を決めた私の気持ちなど、姑さんには理解出来る事もなく【医者の言う事を聞かぬ、酷い嫁】という状態だったのだ。

 

姑さんもイライラしたであろうし、それはとても良く分かるのだけれど、その当時の私は、きちんと説明できるほどの、語彙力もなかった。ただただ…【息子を守りたい】その一心であった。味噌の種類を変えても、ネイルの色に気をつけても、キュウリの切り方を合わせても、洗濯の干し方を言われた通りにしても、それでも【息子に薬を使わない】それだけはどんな言われ方をしても、曲げなかった。

 

結婚と言うのは、つきあっているだけとは、意味が違う。大切な人を一生懸命育ててくれた。私たちは1人で大きくなんてなれない。子供の頃に思っていたより、自分の親が意外とかなりバカな時もあれば、毒親の場合もあって、つき合う事を絶ってしまうほかない、不幸なケースもある。良好な関係が築けず、自分たちの生活までが破綻させられてしまう勢いで、関係を切る事はもちろん致し方ない事も多々あるのだけれど、会わなくても会えなくても良いけれど、もらったものに感謝の気持ちを忘れてはならない。それが自分の心を救う事にもなる。なぜなら、それは自分のルーツでもあるのだから。

40年以上掴んで離さなかった父への憎しみが消えたら、世界は全く違って見えるようになった。夕焼けに感動する心が自分にもある事にびっくりした。軽くてどこまでも飛べる、そんな気持ちになれたのは、手放せたからだった。簡単な事ではない…それはとても分かる。

 

結婚は2人さえ良ければ良い。

それぞれの考えがあるだろうけれど、それに大きくうなずく事は私は出来ない。

 

ならば、親の言う通り、親が安心する相手との結婚が幸せなのかと言われたら、それも又違うと言い切れる。結婚するのは、あなた自身であって、決して親ではない。ご両親が先立たれる事もある。そんな時にも互いに支え合い、生きてゆく為には、何よりも【2人の関係】が大切だと思う。矛盾しているかもしれない。結婚は2人だけのものではないのに、2人さえ仲が良ければ乗り越えられる。と思ってしまうから。

 

今まで2人の姑さんがいた事があった。そのお二人とも、それでもやっぱりとても好きだった。ご自身の信念の元、一生懸命我が子を育て上げて、それぞれの愛情を持っておられた。愛とは何かと考える事があったけれど、母から親、子から親、夫婦、恋人としての愛。その全てが【大切にすると決める事】それに尽きる気がした。大切に仕方は時に間違う事もあるし、もっとこうであってくれたら良いのにと、お相手様にとっては不満な時もあるかもしれない。ちょうど良い愛なんて、親子関係でも、恋人関係でも、夫婦関係でもないのだと思う。

あったものを感じて感謝できるか?なかったものを見つけて傷つくか?どんな自分で、その愛を受け取りながら生きているかが、一番重要なのかもしれない、ないものを嘆くよりも、あるものを受け取り、幸せを感じられる人でいたい。愛する事を選ぶ人生か、憎しむ事を選ぶ人生か、それは自分で都度選択出来ると、そんな風に感じるのです。

親の為でなく、あなたが幸せになる為に結婚するのです。それをあなたが決めるのです。

 

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